僕にとって不登校は、「防衛すること」だった。一番にいじめっ子から、次に病気から、そして価値観から。

「バカって言うと、バカって言う」。ウソである。「バカ」って言われた。ただ本当にそれだけだった。僕は、一人の粗暴な同級生に悪意で持って「バカ」と言われた。それだけで心が折れた。僕はすぐにようすがおかしくなり、親は心配しだした。僕はたちまち体調を崩し、盲腸炎で入院した。気も弱かったが体はもっと弱かった。



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