勉強が苦手、集団が苦手、いざ学習するとなると緊張してしまう……。そういう子どもも含めて、東京シューレが通所型の「フリースクールコース」、在宅支援型の「ホームシューレコース」の2つの取り組みを通じて高校卒業資格を取るやり方を始めて4年目を迎える。ゆっくりしたペースで、個別対応を多くし、規定科目と子どもたちの希望が合致するように講座を組む。それにより、子どもたちからすると、やらされている感はなく、学びの楽しさを味わうことができる。さまざまな工夫を重ねてきた4年間だったが、やってよかったと感じている。
 
 たとえば、ゲームのプログラミング講座。一口にプログラミングと言っても、分野は多岐に渡り、それに見合った講師を探すのは至難である。しかし、「まさにこれがやりたかったんだ」と言わんばかりに生き生きした姿で参加する子どもたちを見ていると、その経験がほかにも波及していくと感じる。しかも、それが単位になるのだから楽しい。もちろん、必修科目のなかには、やりたくないものもあり、葛藤することもある。しかし、個々の状況に応じて、提携校と相談しつつ、本人の最善の利益になることが大事であり、そうありたいと努めている。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。