不登校新聞

323号(2011.10.1)

ひといき

2013年08月05日 11:15 by kito-shin
2013年08月05日 11:15 by kito-shin


 映画「コクリコ坂から」が気に入って2回も見た。この映画のテーマは「歴史」だ。物語のなかで主人公たちは自分の出生の秘密を知ってゆく。そこには戦争の影響があるのだが、しかしそれを直接描かずに「匂わせる」ことで伝える。子どもはそれによってなんとなく戦争にふれ、親にふれる。そのなんとなくが生きた歴史として根付くのだ。ほかにも随所に出てくる唄や学生運動などで、時代の空気を感じさせてくれる。
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