ひといき

 光陰矢のごとしとは誰が言ったのか知らないが、あっという間に一年が終わろうとしている。今年をふり返ってみると、たくさんの取材依頼を受けたのが印象的だ。取材依頼は本紙への取材とはかぎらない。「不登校について取材したい」というメディアの相談もたくさん受けた。概して取材陣が求めるのは「10代の当事者の声」。「本人たちがどう思っているのかが聞きたい」と言う。以前とはちがって打算なしで取材したいと願う人が増えてきたようにも感じる。ところが、この当事者取材、本紙でも、なかなか苦労するところ。ぜひ、これを見ている10代の方、ご自身で訴えたいことがあれば、まずは本紙に投げかけてみてください。全部とは言えませんが、なるべく多くその主張を載せていきたいと思っています。(東京編集局・石井志昂)