私が川へ向かったのは将来に対する焦燥感と不安感、学校への恨みつらみが交互に頭をよぎって離れないからだ。そういう思いを吹き飛ばしたい。そんな思いから「もう制服は捨てるしかない」と覚悟した。退路を断てば前を向ける。そう強く思っていた。思っていたというより、願いだった。


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