物より人の心を伝えていく
被災地支援が進められているなか、今回は宮城と東京で、子どもにかかわる活動しているお二人にお話を聞いた。一人は「災害子ども支援ネットワークみやぎ」「チャイルドラインみやぎ」の小林純子さん。もう一人は「日本冒険遊び場づくり協会」の天野秀昭さん。被災した子どもたちの心のケアと居場所づくりに取り組むお二人に、現地の子どもたちのようすをうかがった。
私たちは、震災後、宮城県内で活動する団体、個人をつなげる「災害子ども支援ネットワークみやぎ」を組織しました。いま、子どもに直接関わることで取り組んでいるのがNGOとの協働で行なう「こどもひろば」の実施です。
すでに石巻市の小学校を中心に7カ所で3月26日から「こどもひろば」を実施しています。こどもひろばでは、マットを敷き絵本やおもちゃなどを置き、子どもが遊んでゆっくりできるスペースをつくっています。
初期段階から現地に入ったので、さまざまな子どものようすも伝わっています。
読者コメント