警察庁が2月に発表した「少年非行等の概要」によると、2010年中に刑法犯罪を犯した少年の検挙人員が7年連続で減少したことがわかった。前年より4436人減少し、8万5846人(4・9%減)だった。
内訳を見ると、殺人・強盗・放火などの「凶悪犯」として検挙されたのは783人と、前年より166人減少した。97年に2000人を超えて以来、03年まで増加を続けていたがその後は減少傾向にある。そのほか、障害・恐喝などの「粗暴犯」は1ポイントほど増えているものの、「街頭犯罪」や「路上強盗」などはこの10年、減少し続けている。
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