連載「ひきこもりの生涯設計」


 今回は生涯設計の土台になる「行政支援」のうち、とくに関わる方が多いと思われる「国民年金」のうち 「障害基礎年金」についてご説明します。
 
 まず、結論から言えば障害年金を申請する、しないにかかわらず国民年金の保険料はきちんと支払っていくほうがよいと思っています。なお、国民年金には失業、疾病、事故、あるいは家族からのDVなどによる家計の急変に対して保険料の納付が厳しい場合、保険料の猶予または免除制度を用意しています。
 

国民年金の猶予と免除

 
 国民年金の未納期間が長い場合、障害基礎年金の申請をする権利が発生しない(手続きそのものができない)ことがあり、保険料の納付または猶予/免除は重要です。「役所で手続きする時間がない」「申請しても年金が本当にもらえるのか不安」という声もいただきますが、私は信頼できるセーフティネットだと考えています。なので家庭状況で「年金保険料の支払いがつらい」と思ったら、まずは区・市役所などに相談ください。もちろん、その場合は事前に役所に電話して「必要書類」をご確認ください。
 

障害基礎年金?

 
 つぎに障害基礎年金の内容を説明します。障害基礎年金には「1級」と「2級」という等級があり、「2級」が認められると年間78万円が支給されます。


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