できるだけ「生きた情報」を届けたい。子育てのプロによる成功例でも、専門家による子育て論でもなく、ふつうのお母さんたちが、日々、実感したことがいい。失敗した例でも「生きた情報」ならば日常へのヒントになるはず。そんな思いから不登校の子どもをもつ親の会「六等星」世話人の安藤ふみさんに執筆をお願いし、連載「不登校の親のためのQ&A」を始めます。今回のお題は「休み始め」です。(本紙編集長・石井志昂)

 私には、長男・長女・次男の3人の子どもがいます。もうみんな成人しましたが、長男と次男が不登校やひきこもりを経験しています。高校卒業後、しばらくひきこもった長男は、25歳で大学に入り、この春、大学院に進学しました。中学で不登校になった次男は、昼間定時制高校を卒業し、フリーター5年目に突入しました。こうやって書くとたった数行ですが、本当にいろんなことがありました。けっしてひとりでは乗り越えられることではありませんでした。親の会などで出会った人たちと語り合い励ましあって今があります。私の経験や出会った人たちから学んだこと気づかされたことが、不安な気持ちを少しでも和らげることにつながるとうれしいです。

思春期特有のイライラかな?


 子どもが休み始めたら親はどうすればいいのか。わが家の場合、中学生になった次男は、部活に合唱にと張り切っていましたが、夏休みごろからちょっと気になるようすが見えました。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。