何といっても多くの人が不安に思っているのは、福島原発がいまだに収束の見通しがついていないことだろう。内部には、やっとロボットが入ったところだが、まだまだ予断を許さない。そして空にも大地にも海にも、放射能汚染は広がっている。今回の事故は、世界最悪と思っていたチェルノブイリに匹敵するレベル7だという。
福島の子どもたちは、本当にたいへんな思いをしていると思う。従来の地震、津波とは桁違いの災害で、どれほどの恐怖や不安や苦しみ、悲しみに直面しただろう。そのうえ、放射能という目に見えない物のために右往左往させられ、意味がわからないまま仕方なく、という避難も多かったことだろう。
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