◎連載「不登校きほんのき」第4回
子どもが学校に行かなくなると、いままで疑問にも思わなかったことが「あれ、これからどうしらいいの?」と思うことが次々、持ち上がると思います。学校に払うお金のことも、そのひとつでしょう。
まず給食費。「引き落とされているけれど、もう2カ月も食べてないわ」と思っても、払わない決心がつきません。払っておくほうが、子どもが「今日、登校する」と言ったときに困らないのではないか、と考えたり、登校して給食がないのもかわいそう、迷惑をかけてもいけないと思ったりしているうちに一年が経ったりします。食べない物は払わなくてよいのです。そのぶん、返金してくれるかというと、それは学校によります。しばらく休むなあ、と思ったら止めてもらい、食べるようになったら払う、というほうがいいと思います。たまに登校した日の給食は、急でも一人分ぐらい何とかなるものです。
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