不登校新聞

366号(2013.7.15)

池上彰編著の『先生!』出版、不登校新聞編集長も

2013年07月19日 18:02 by shiko
2013年07月19日 18:02 by shiko

  ジャーナリスト・池上彰編著の『先生!』(岩波新書)が本日、出版された。本書では「先生!」という言葉から思いつくエピソードを27名が執筆。執筆者は、芸人・大田光、漫画家・しりあがり寿、モデル・押切もえ、一水会顧問・鈴木邦男、作家・乙武洋匡ら。不登校経験者として不登校新聞社の編集長・石井志昂も執筆。石井志昂は自身の不登校経験や、学校での自殺や教員自殺の例を挙げつつ、「先生だって、苦しいから逃げる、つらいから逃げる。なんでもいいから生き延びる。その姿を子どもに見てもらう。それでいいんじゃないでしょうか」と指摘した。

関連記事

「不登校の要因はいじめ」子どもと教員、認識差に6倍の開き

624号 2024/4/15

東京都で2万円、富山県で1万5千円 全国の自治体で広がるフリースクール利用料の補助のいま

622号 2024/3/15

「不登校のきっかけは先生」、「不登校で家庭の支出が増大」約2800名へのアンケートで見えてきた当事者の新たなニーズ

619号 2024/2/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…