登校していても、不登校でも、私は私、何も変わらない!


 5面では恩田さんの娘、春音さんの子どもインタビューを掲載する。春音さんは現在、小学6年生。小学3年生から不登校をして以来、家を中心にすごしている。昨年10月、群馬県桐生市で起きた小6女児がいじめを苦に自殺したことを受け、「学校に行かないのも、生き方の一つ」と訴えたいと春音さんは語る。不登校のいきさつや、不登校を機に始めた自転車旅行についてうかがった。

――不登校をしたきっかけから教えてください。
 小学1年生のとき、同じクラスにいた男の子から「ぶっ殺す」「死ね」と、毎日のように言われてたんです。ずっとずっとガマンしていました。3年生になるとクラス替えがありますが、廊下で会うことも多いし。

 2学期に入って、これ以上はガマンできないと思って「もう学校に行きたくない」という気持ちも強くなりました。いま小学6年生ですが、それからは1日も学校に行っていません。

――学校の先生の対応はどうだったのでしょうか?
 担任の先生だけじゃなくて、校長先生や副校長先生にも「こんなことがあってつらいんです」と伝えました。でも、私の訴えはきちんと受けとめてもらえませんでした。私が受けた暴言やいじめの数々を"なかったこと”にしようとする先生もいました。

 いじめがあったことについては、お父さんが学校や教育委員会にも訴えましたが、やっぱりというか、だれも耳を貸してくれませんでした。学校そのものというより、しだいに私のまわりにいた先生や大人が信用できなくなってしまって。だから、私はそんな学校へは行かずにすごそう、と思うようになりました。

――転校など考えたことはありましたか?




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