2011年1月号の日経サイエンスで、「自閉症”治療”の危うさ」が紹介されていた。それによると、アメリカでは自閉症の診断数が増えてきている。その自閉症と診断された子どもたちの75%が代替医療を受けている。自閉症治療での安全性や有効性がまったく確かめらないまま薬が投与されている事実が報告されていた。

  この記事では、自閉症治療の危うさを強調していても、自閉症診断の危うさにはまったく触れていません。自閉症診断の危うさがあるから、自閉症治療の危うさが生じている事実に気づいていません。自閉症と診断されている子どもたちは、自閉症という概念で表面上は理解できても、その内容は、子どもの心のなかは、大きく異なっているという事実を意味していると考えられます。


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