毎年文科省が行なっている「学校基本調査速報」の09年度分が8月、発表された。「不登校」の小中学生は前年度より3・4%減少し、12万2432人だった。2年連続での減少だが、ここ12年間は12万人以上という高台で推移している。こうした状況を踏まえ、新しい不登校政策が望まれるところだが、民主党政権になっても「学校復帰が前提」という政策方針は変わっていない。
8月、東京・品川で、高1女子が自宅に放火、両親が重軽傷を負った。これは、本人がいやがっているにも関わらず、寮つきのフリースクールに戻されるというなかで生じた事件だった。
625号 2024/5/1
「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…
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