◎連載「不登校きほんのき」第5回
学校は一般に、学習や行動についてかならず評価します。しかし、ほとんど登校していない、授業に出ていない、という場合、評価はどうなるのでしょう。
評価のもとになっているのはテストやレポート。不登校状態であっても、「テストは受けに来てください」という学校もあれば、本人が「テストだけは受けたい」という場合もあります。不登校の子の多くはテストは受けませんし、受けるのはつらく、またテストどころではない追いつめられた気持ちでいたりします。小中学校の義務教育では、テストも、レポートも、それをこなさないと進級・卒業・受験ができないものではありません。本人がやってみたい場合に実施すればよいと思います。
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