本紙理事・奥地圭子
(この記事は2011年2月1日『Fonte』204号に掲載された記事です)
子どもが今日も学校へ行かない。そこで朝、親は学校へ連絡することになります。でも、それが親にとってはとてもしんどいのです。「今日も休ませていただきます」「まぁ、家ではゲームをやっていたり、マンガを読んだりしていますが」。毎日同じようなことしか言うことがない。
また、学校へ電話したとき、教師がすぐに電話口に出てくれるとはかぎらない。仕事に出かけたい親は遅刻しそうになるし、イライラする。学校は不思議なところで、取り次いだまま出てもらえなく、一度電話を切って再度かけ直すなんてこともめずらしくない。3カ月も経つと、電話代だってバカにならない。
こんなふうに悩んでいる方にいまでも会います。
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