7月25日、厚生労働省は2012年度中に全国の児童相談所が対応した虐待相談対応件数の速報値を発表した。それによると、6万6807件(前年度比6888件増)と、統計を開始した1990年度以降、22年連続で過去最多を更新した。6万件を突破したのは初めて。
都道府県別にみると、大阪府6079件(368件増)がもっとも多く、以下、東京都4788件(229件増)、千葉県3961件(1573件増)、埼玉県3767件(306件増)となっている。
前年度との比較では、愛媛県1・70倍、千葉県1・66倍、鳥取県1・63倍と、他県と比して突出して増加した。
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