不登校新聞

354号(2013.1.15)

「品川区いじめ自殺」 内田良子

2013年08月07日 15:05 by kito-shin
2013年08月07日 15:05 by kito-shin
 
 
 昨年9月26日、品川区で中学校1年の少年がいじめを受け続け、自らの命を絶ちました。当時大津で中学2年の少年がいじめで自殺した事件に、学校と教育委員会が隠ぺいを図ったために大きな社会問題となっていました。品川区はいち早くいじめを認め、調査対策委員会を立ち上げました。その報告書を編集部が入手し、読む機会を得ましたので要旨をレポートし、理解の一助としたいと思います。

調査委員会は運営に客観性と透明性を担保するため、外部委員6名で構成し、当事者である学校は排除し、教育長以下を事務局としています。この結果、いじめがエスカレートし、一人の少年を死に追いやっていく学校現場の無力さが手に取るようによくわかります。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「発達障害の子どもの進路を考えるために」親子で知っておきたい3つのこと

625号 2024/5/1

「不登校の子どもが1歩を踏み出すときは?」『不登校新聞』代表が語る心が回復する4つの過程

622号 2024/3/15

「不登校からの高校選びに迷っている親へ」現役校長が語る高校選びの際に役に立つ4つの極意【全文公開】

620号 2024/2/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…