◎台風の目は夫でした
私が「リアル不登校」に出会ったのは、いまから5年ほど前。真ん中の子どもが中学半ばで学校に行かなくなったときです。
上の子は高校生、下の子は小学生で、学校に行っているはずの子が毎日家に居る状況のなか、上の子もときどき「自主的な欠席」をするようになり、下の子も1年ほどして行かなくなりました。
それまで本や人からの話で「不登校」について多少知ってはいたし、その過程で「これはもしかしたら」という「予感」もあったので、それが現実(リアル)になったとき、私自身は受けいれるまでにそれほど時間はかからなかったのです。しかし、いよいよ「行かない」となったとき、家のなかはざわつき始めました。
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