連載「孫の不登校」


 「私、おばあちゃんのこと大好きなんだ。でも、いまの自分だと、おばあちゃんのこと、きらいになりそうでこわい。こんないいおばあちゃんをきらいになるなんて、すごい悪いと思う。でも、このままだとそうなりそうで、とっても苦しいよ、おばあちゃん。
 
 おばあちゃん、早起きだもんね。お父さんもお母さんも仕事に出たら、私の部屋にやってきて、カーテンをシャー、シャーと開けるよね。昨日も朝方まで眠れなくてモンモンとして、やっと寝ついたところだったから、『もうちょっと寝かして、お願い!』と思ったけど、おばあちゃんには言えなかったよ。だってすぐに『いつまで寝てるの。起きなさい。おばあちゃんが連れて行ってあげる。情けない。弱虫!根性なし!』って、どなったでしょ。布団をかぶって『ゴメンナサイ、ゴメンナサイ』と心のなかで叫んだけど、言えなかった。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。