養育者の所得が子どもの生活費のほとんどの源泉であり、現在の日本では、義務教育課程の教材費以外の教育費については家計から支払われている。よって、フリースクールなどの学校外の居場所にかかる費用は家計から支払われているが、経済状況の低迷や所得格差などにより、子どもが「フリースクールに通いたい」と思っても、通わせることが困難になっている家庭が各地で多く存在すると思われる。私たちのクレイン・ハーバーにおいても、見学に来られた親御さんが、月謝に対して大きな負担感を抱いて帰られたまま、子どもさんを通わせていただくことに至らなかったケースが数件ある。また、子どもさんを通わせていたご家庭のなかでも、次のようなケースがあったので、紹介する。
625号 2024/5/1
「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…
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