不登校新聞

289号(2010.5.1)

ぽえむ「母の日に」

2013年11月19日 15:03 by 匿名
2013年11月19日 15:03 by 匿名


部屋の灯りを消しても
瞳はとても閉じれずに
この身にそっと手を当てた
近づく日への祈りを込めた

母にもそんな夜があった
もうすぐだよって言ってくれた
こぽこぽこぽって浮かびながら
一緒にそんな夜を越えた

一人なんかじゃなかった
ぽろぽろぽろってこぼれてくる
涙もお母さんからもらってきた
私の大事な心のおまもり

遥かな朝にやっと気づけた
この胸にそっと手を当てた
素直に伝えられるかなぁ

ありがとう ありがとう
(作・近藤卯月)

関連記事

「40代で人生2度目のひきこもり」ひきこもり経験者が語るふたたび動き出すまでの出来事と気持ち

624号 2024/4/15

「30歳を目前に焦っていた」就活失敗を機に大学生でひきこもった私が再び動き出すまでに取り組んだこと

623号 2024/4/1

14年の心理士経験を経てわかった「学校へ復帰するよりも大切なこと」

621号 2024/3/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…