不登校新聞

356号(2013.2.15)

山下英三郎さん静岡市で講演

2013年04月15日 11:26 by kito-shin
2013年04月15日 11:26 by kito-shin

関わりをテーマに

 静岡県静岡市にて「ふじのくにエデュケーショナルネットワーク」と、不登校や発達障害の子どもの居場所・学び場「コミュニティスペース ふらっと」を運営する「NPO法人Liveral」が講演会「"困難”を有する子ども・若者との関わり」を開催する。

  山下英三郎さんは、1987年に日本人で初めてスクールソーシャルワーカーの活動を始めた。本紙論説委員でもあり、2008年1月には本紙で「スクールソーシャルワーカー」の連載を持った。山下英三郎さんは、スクールソーシャルワーカーの特徴を「子ども一人ひとりを尊重し、子どもたちの環境全体に眼を向ける見方をする人」だと語っている。子ども個人の心理や病理ではなく、生活環境や背景に目を向け、問題があれば、環境とうまく折り合いをつけるか、環境を人のニーズに合わせるよう改善する。その二つの方法から問題解決を図っていくのがソーシャルワーカーである。

山下英三郎さんは、現在、ソーシャルワーク活動を広めるため、講演、執筆などの活動をしている。
 講演会の詳細は上記を参照に、問合せを。


2013年3月17日(日)
■講演会「"困難”を有する子ども・若者との関わり」
会 場 静岡労政会館・5F第3会議室
静岡駅より徒歩8分
時 間 午後1時~午後4時45分
内 容 ネットワーク団体の紹介
    講演会(定員80名)
座談会(定員20名)
講 師 山下英三郎さん(日本スクールソーシャルワーク協会)
参加費 講演1000円(当日払い1500円)
座談会1000円
申 込 メールフォーム
    https://ssl.kokucheese.com/event/entry/67972/
メール info@liveral.com
FAX 054-260-6133
電話  054-260-6132

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