子ども若者編集会議のようす

 『Fonte』(旧・不登校新聞)の創刊時より活動を続けてきた「子ども若者編集部」。これまで、糸井重里さん、横尾忠則さん、羽生善治さん、押井守さんなど、さまざまな分野の第一線で活動されている30名以上の方々にインタビュー取材を行なってきました。また「お年玉の守り方」、「座敷わらしに会いに行く」など、独自で考案した100本近い企画を新聞で取りあげてきました。今年も「子ども若者編集部」では、どーんとインタビュー取材・企画をしていきます。そんな2010年のテーマは「○○への道!」。

 まず始めに、「子ども若者編集部」を知らないという方のために、「子ども若者編集部」とはどんな活動なのか、かんたんにご紹介したいと思います。

会議、取材…活動の柱は4つ


 「子ども若者編集部」の活動は大きく4つの柱に分けることができます。

 そのなかでもっとも大事なことが「子ども若者編集会議」です。毎月第3日曜日、『Fonte』の東京編集局に集まり、会議を行なっています。「編集会議」と聞くと、堅苦しいイメージを持たれがちなのですが、2時間の会議のうち、8割は雑談です(笑)。

 参加資格などはないため、現在不登校をしている子どもやかつて不登校をしていた若者はもちろん、学校に行っていた人など、10代の子どもから20代後半の若者が参加し、お菓子とお茶を片手に会議しています。編集会議では参加者一人ひとりの「いま気になっていること」はすべて企画の「種」として尊重されるため、どんな発言も否定されることはありません。みな、思いつくままに話しあいます。

 2つ目が「企画・立案」です。「子ども若者編集会議」で話しあいを進めるなか、みんなで出し合ったテーマが「企画」になるように、少しずつ練り上げていきます。自分たちの疑問を解決するためには、どんな人に、またどんな場所に取材に行けばいいのかについて話しあい、企画骨子をまとめ、企画一つひとつの担当者を決めていきます。

 3つ目が「取材」です。「子ども若者編集会議」で出された「企画」に基づいて、取材の依頼を行ないます。「なぜ、私たちがその人(その場所)を取材したいのか」を文章にまとめたものを「企画書」と呼び、その「企画書」をもとに、先方に取材依頼を出します。

 「子ども若者編集部」の活動の最後の柱が「執筆」です。実際に取材した人や場所で見たこと・感じたことを記事として執筆し、『Fonte』に掲載しています。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。