不登校新聞

282号(2010.1.15)

高岡健講演会

2013年12月11日 13:08 by 匿名
2013年12月11日 13:08 by 匿名


去る12月19日、松江市市民活動センターにおいて、NPO法人YCスタジオ主催により、児童精神科医の高岡健さんの講演会が開かれ、雪の中、70名近い参加者がありました。以下、講演内容の要約を報告します。(NPO法人YCスタジオ・木村悦子)

◎秋葉原無差別殺傷事件

 事件を起こした兄は一日も学校を休まずひきこもりもできなかった。弟は高校中退からひきこもり、東京で独立して暮らしている。不登校もひきこもりもできなかった人が自殺やその裏返しの殺人を犯す。不登校・ひきこもりの意義はいくら強調してもしすぎることはないが、最近、それを許さない風潮が目立ち、背景にある発達障害を治療すれば不登校・ひきこもりが治るとする危険な動向がある。
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