本紙のWeb10月特集「哲学者が語る不登校」を毎回、興味深く読んでいます。いまから5、6年前、20歳を過ぎてから、自分もよく一人、パソコンの前であれこれと取り留めのないことを考えていました。最近では、考えることよりも何かをしてみたいと思うことが多くなり、部屋をちょっとずつ掃除したり食べる量を調節してダイエットをしたりしています。考えごとをしていただけの時期と比較したら、いろいろとやっているなと思います。が、やっぱりそのぶん、考える時間が減ってるんだな、とも思います。
僕は考えることが好きではありません。考えてもどうにもならないことばかりだし、誰かを助けられるわけでも役に立つわけでもないことばかり考えています。とても人に言えないようなことも、よく考えています。
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