不登校新聞

275号(2009.10.1)

ガンダム30周年を勝手に祝う!

2014年01月29日 11:59 by 匿名
2014年01月29日 11:59 by 匿名



 今年は「機動戦士ガンダム」のアニメ放送から30周年、そして来年は「ガンプラ」が世に出てから30周年という、ガンダム好きにとっては、大きな節目の年。そこで、今号と次号にわたって、ガンダム30周年記念特集を組む。今回は、「ガンダムとは何か」について、大いに語る。

アニメ文化の最前線


 1979年、TVアニメ「機動戦士ガンダム」が始まる。現在まで人気が続くこの「ガンダム」。いったい何がそんなにすごかったのか。

 ストーリーは、人類が宇宙に進出したはるか未来、宇宙の辺境にあるジオン公国が地球連邦政府に対して独立戦争を仕掛ける。

 主人公アムロはその戦争に巻き込まれるかたちで連邦軍の秘密兵器「ガンダム」のパイロットとなり、戦いのなかで成長していく、という話だ。

 当事、ロボットが登場するアニメといえば「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」など、正義のロボットが悪の組織と戦う、勧善懲悪ものがほとんどだった。

 ところがガンダムは、「戦争」を描いた。つまり主人公の側にも、また主人公の敵の側にも、それぞれの「大義名分」があり、それぞれの正義のために戦っている。またロボットは「モビルスーツ」と呼ばれ、大量生産された兵器として扱われる。正義のロボットが一対一で悪のロボットを倒すという従来の子ども向けアニメの「お約束」はここにはない。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「親子関係は?元気になったきっかけは?」3人の経験者が語る私の不登校とその後

625号 2024/5/1

「40代で人生2度目のひきこもり」ひきこもり経験者が語るふたたび動き出すまでの出来事と気持ち

624号 2024/4/15

「30歳を目前に焦っていた」就活失敗を機に大学生でひきこもった私が再び動き出すまでに取り組んだこと

623号 2024/4/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…