2007年は、格差社会が進行するなか、子どもの貧困、フリーター・ニート・ホームレス対策が語られたり、施策に盛り込まれたりした。老人の孤独死も浮上してきた。ネットカフェ難民は推計5400人いるとの厚労省発表もあった。また、厚労省の調査では、ニート800人に調査したところ、何らかの「自立支援」を行なった後も収入が月15万円を超えた人は、4・4%にすぎなかった。熊本県では「赤ちゃんポスト」が設置され、話題になった。

 少年らによるホームレス襲撃事件もあり、「ホームレスはゴミ」と火をつけるなどして、東京では5人の少年が逮捕された。ホームレス支援の全国ネットワークが発足したり、貧困・格差問題への講演やシンポジウムも各地で開催されるようになった。本紙でも「不登校新聞社・秋の集い」として作家・雨宮処凛さんをお招きしたが、100名を超す参加者があり、関心の高さをうかがわせた。

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