今年の初夏は、新緑の季節を楽しむゆとりもなく、新型インフルエンザ情報に振りまわされた。とくに発症した高校生や若い人たちのマスコミ報道は異常なほどであった。

 連日の国の警戒的な対応方針により、地方自治体や医療機関、そして教育機関や保育、介護の現場でも混乱が見られた。その後、新型インフルエンザが弱毒性であり、感染しても多くの場合には重篤な症状に至らないことも分かってきたが、風評被害はいまも続いており、不気味でさえある。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。