次面に掲載した子ども・若者編集部企画「不登校度チェック」について、企画主旨を説明したい。毎月1回行なわれる子ども・若者編集会議において、「不登校について話し合いたい」という議題がしばしばあがる。

 そのなかで、もっとも熱を帯びる議論が「昼夜逆転の毎日だった」「テレビゲームやマンガばかりに興じていた」など、不登校をするなかでよくある話を実体験に即して話し合うものだ。

 子ども・若者編集部ではそれを「不登校あるある」と呼んでいる。会議のなかで、50あまりの具体例が挙がったのだが、はたしてこれが自分たち特有の不登校気質だったのか。そう考えた子ども・若者編集部では今回、「不登校度チェック~あなたはどれくらい不登校気質?!~」を考案した。

 しかし、この企画を行なうにあたって懸念がないわけではない。「不登校度チェック」と題し、度合いの高低をつくることで、優劣の意識が生まれてしまうのではないか、ということだ。

 つまり、丸印の数によって「たくさん丸がついた自分は、やっぱりダメなんじゃないか」と、思ってしまう人が出てしまうのではないかという懸念である。

 また、「不登校あるある」を羅列することによって、当時のいやな記憶を思い出させてしまうなど、いまでも不登校をした自分を責め続けている人の苦しさを助長してしまうのではないか。結果的に、「よい不登校」と「悪い不登校」を連想させてしまうのではないかなどについても話し合われた。

 当事者の声を集めてみたい 



この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。