不登校新聞

265号(2009.5.1)

第7回 オルタナティブな教育制度を

2014年04月03日 14:34 by 匿名
2014年04月03日 14:34 by 匿名

連載「不登校再考」


 前回から引き続きオルタナティブ教育としての「フリースクール」にこだわって、フリースクールのミーティングについて述べてみたい。

 今年1月に開催された日本フリースクール大会で、フリースクールスタッフの立場から、フリースクールの課題としてミーティングについて言及した。子ども中心の活動を展開しているフリースクールでもっとも重要なのがミーティング。ところがフリースクールりんごの木では最近参加者が減少してきた。りんごの木のミーティングは、法人の定款で運営会議として位置づけており、子ども・スタッフの全員参加が基本となっていたが、それが難しくなり、みんなで話し合った結果、多数決で自由参加に決まった。自由な場を維持していくには、子どもたちと話し合いを重ね、たがいに気持ちのよい関係をつくっていかなければならない。
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