◎いじめ自殺と学校

 大津のいじめ自殺報道が毎日続いている。日本の社会は何度くり返しても、このような悲劇を止められないのだろうか。そんなことはない。子どもにとって「学校とはなにか」がまっとうに伝えられていないのだ。「不登校の子どもの権利宣言」にもあるように、「学校」は子どもからすれば「権利」であって「義務」ではない。学校に通っていても休む権利だってある。学ぶ場を、家庭を含め選ぶ権利もある。しかし、日本の子どもにとっては学校しか与えられず、学校に行くのがあたりまえだと感じるなかでは「学校にはどんなことがあっても行かなくてはいけない」という観念がしっかり身につけられてしまう。いじめを受け、死にたかったがその勇気もなく、とうとう不登校になって、しばらくしてフリースクールに来た子どもがこう言った。



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