不登校新聞

343号(2012.8.1)

居場所を見つける旅 第4回

2013年08月19日 12:49 by kito-shin
2013年08月19日 12:49 by kito-shin



◎実家はバリアフリーで安心できる、心憎い場所

 居場所のなかでも、コストパフォーマンスに関して実家より優れたところなどありません。家賃ゼロ、光熱費ゼロ、心通う家族ゼロ。冷蔵庫にはつねに食べ物がたくさん入っているし、トイレットペーパーがなくなって困るなんてこともない、これぞ実家力。一生この家に住み続けるんだと決めてしまえば、経済的な自立にせかされることもなく、のんびりと「どうやって生きていくか」という重たい問題にだけ腰をすえて取り組むことができます。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…