不登校の、その後は――。今回不登校経験者である前澤佳介さん(24歳)にお話を聞いた。前澤さんは現在、不登校の子どもたちと直接関わる訪問スタッフのアルバイトをしている。訪問スタッフという仕事や今後についてうかがった。

 不登校の子どもたちとどう関わるか。相談事業や居場所づくりなど、官民問わず、さまざまな取り組みがこれまで続けられてきた。現在、前澤さんがアルバイトとして関わっている訪問スタッフも、そうした取り組みの一つだ。

 不登校の子どもたちは現在およそ13万人。そのうち、適応指導教室やフリースクールなどの居場所に通っているのは半数ほどで、不登校の子どもたちの多くが家を中心にすごしている。訪問スタッフとは、そうした子どもたちの家に赴くなどし、話し相手や遊び相手となるのがおもな仕事だ。前澤さんが訪問スタッフを始めたのはちょうど1年前だった。

 「中学3年生の男の子が将棋や電子工作をいっしょにできる人をほしがっているということで、僕に声がかかったんです。家のなかでボードゲームなどで遊ぶときもありますが、その子のお母さんといっしょに3人で出かけることも多いですね」。


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