「国際子ども権利センター(シーライツ C―Rights)」。子どもの権利条約の理念に基づき、「生きる権利」「育つ権利」「保護される権利」「参加する権利」が保障される社会の実現が、シーライツの目標である。とくに「参加する権利」を重視しているのが特徴。海外で活動を行なう場合、「子どもの参加権」をきちんと保障している現地の団体をパートナー団体として選び、活動を展開している。シーライツの設立は92年。現在の予算規模は1000万円程度で有償スタッフは4名、ボランティアスタッフは10数名である。

 シーライツの活動は「南の子どもの支援」「子ども権利条約の普及」「開発教育」の3つが大きな柱になっている。

 「南の子どもの支援」は、カンボジア、インドなどでの活動を指す。カンボジアでは、現地のNGOと協働しながら、子どもの権利の啓発活動、奨学金制度、保育サービスの創設、相談電話の開設、人身売買防止ネットワークの構築などの活動を展開してきた。シーライツらしいのは人身売買防止ネットワークの構築だ。


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