著・浜井浩一、芹沢一也/光文社新書

 〈本書を執筆するにあたって、ここ20年くらいの資料に目を通した。だが、これは自戒をこめて言うのであるが、犯罪をめぐって語られたことの多くは、たんなる「おしゃべり」の域を超えていない〉(「あとがき」より抜粋)

 ここ10年ほどのあいだ、日本国内では「治安は崩壊した」という声がひっきりなしに上がっている。

 しかし、この誰もが確定した事実であるかのように語っている「治安は崩壊した」という論は本当に正しいのであろうか? そして「厳罰化」という処方箋は理に適ったものなのか?


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