「フリースクール全国ネットワーク」は3月29日、「フリースクール基本調査」の速報値を発表した。同ネットワークに加盟する66団体を対象に行なった調査で、38団体(42活動場所)から回答があり、回収率は57・6%だった。
フリースクールに通う子どもの人数規模を比較すると、もっとも多いのは「1名~10名」16団体で、「11名~20名」13団体と続く。およそ7割のフリースクールが20名以内の少人数規模で運営されていることがわかる。50名を超す規模で運営している団体は4団体にとどまった。
子どもの受けいれについては学齢期前の子どもを受けいれている団体が2つあるほか、「25歳以上」を受けいれている団体が15団体あるなど、年齢に応じて幅広く子どもを受けいれているようすがうかがえる。
読者コメント