不登校新聞

253号(2008.11.1)

ひといき 小熊広宣・前澤佳介

2014年06月19日 16:14 by 匿名
2014年06月19日 16:14 by 匿名

 あるこんにゃくゼリーが一時、製造中止になったそうだ。こんにゃくと言えばそれまで「食事」だった。味噌田楽かドラえもんの道具ぐらいで、若者の心をくすぐるような食べ物ではなかった。ところが、こんにゃくゼリーにより「おやつ」としてのこんにゃくという新境地が開拓されたのだ。

 「餅でも同様の事故は起きているのだから、消費者の自己責任ではないか」という声も聞かれるが否、餅は「食事」である。私は「おやつ」というニュアンスにこだわりたい。「おやつ」は本来子どものもので、安全に食べられない「おやつ」などもってのほか。かたちを小さくするとか、切り込みを入れるとか、何かしらの対策を講じていただきたい。私は大人だが、「おやつ」としてのこんにゃくゼリーが大好きなのだ。 (東京編集局・小熊広宣)

* 
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

625号 2024/5/1

編集後記

625号 2024/5/1

『不登校新聞』のおすすめ

624号 2024/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…