不登校新聞

389号 (2014.7.1)

書籍紹介『不登校かな?!と思ったときに読む本』

2014年06月26日 17:08 by kito-shin
2014年06月26日 17:08 by kito-shin

『不登校かな?! と思ったときに読む本』著者:田中登志道(文)、小林裕美子(画)出版:佼成出版社/℡03-5385-2323

 不登校・ひきこもり関連の書籍を目の前にして、「気持ちはあるけどなかなか手が届かない」なんていうときはありませんか? そんなときにオススメしたい1冊です。
 
 本書はマンガエッセイ、つまり、マンガと短い文章によって、子どもの気持ちや望ましい親の対応について紹介しています。「学校と先生」「昼夜逆転」「甘えと幼児返り」「母親の気持ち」など、テーマは多岐に渡りますが、イラストが多いので、情報がスッと入ってきます。ちなみに、私は20分ほどで読み終えました。
 
 なかでも、私が興味深かったのは、「きょうだい関係」です。「私はがんばって学校に行っているのに弟ばかり楽をして」「お兄ちゃんばかり家で好きなことをしていてズルい」というように、不登校と「きょうだい」をめぐっては、昔から親の会などでよく話題にあがるテーマです。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

624号 2024/4/15

『不登校新聞』のおすすめ

623号 2024/4/1

編集後記

623号 2024/4/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…