不登校新聞

389号 (2014.7.1)

第38回 自慢の孫の話をさせてください

2014年06月26日 17:57 by kito-shin
2014年06月26日 17:57 by kito-shin


連載「孫の不登校」


 今日は自慢の孫の話をさせてください。
 
 わが家は庭続きで離れがあり、母屋には孫と娘夫婦が住み、離れには私とおじいちゃんで住んでいます。
 
 理由はよくわかりませんが、ここ1年ぐらい孫は学校へ行っていないようで、毎日、離れに遊びに来ます。娘に「学校で何かあったのかい」と聞いても「中1ギャップだからね、しょうがないのよ。離れに行ったらよろしくね」と言うくらいで、あとは何も言おうとしません。
 
 孫が毎日やってきてくれるのは、年老いた私どもにはとてもうれしく、できるだけ楽しい時間にしたいと思いました。とてもかわいい孫でやさしくて、よく気がつき、おじいちゃんが庭仕事をしようとすると道具を持ってきてくれ、いっしょに雑草をとったり、水をやってくれます。道具を片づけると今度は「将棋!」と言い、2人でずっとやってます。初心者だったのに、いまではおじいちゃんもタジタジです。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…