今回のNPO紹介は埼玉県和光市にて、子どもたちの防犯活動に取り組む「こども・みらい・わこう」。現在の取り組みや今後の展望など、副代表の山田正史さんと事務局長の待鳥美光さんにうかがった。

 地域社会の崩壊が叫ばれてひさしい昨今、いかにそのつながりを取り戻すか。都市部やその近郊においては喫緊の課題の一つと言える。

 埼玉県和光市は畑が広がるのどかな東京近郊の街だった。ところが近年、都市開発の波が押し寄せ、人の流れが増えた。それに伴い、子どもたちが恐喝などの被害に遭う事件がしばしば起きるようになった。

 「2001年、大阪府の池田小学校で起きた事件はとくに衝撃的でした。それをきっかけに、『子どもたちをいかに守るか』という危機意識が地域住民のなかでより高まるのを感じました」と、事務局長の待鳥さんは語る。

広義に子どもの問題を考える 



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