文科省が高校卒業認定試験(以下・高認)合格者の進路状況、企業・自治体での採用状況を5年ぶりに調査した。本調査は3回目(1回目は「大学検定試験」で調査)。調査の結果、高認を「まったく知らない」と回答した企業が14・5%もあり、高認合格者は「高認と高校卒業資格を同等に扱ってほしい」と回答していたことがわかった。

 回答者は2011年度に高認を合格した2493名と、自治体1159、企業956の人事担当課の者。高認合格者のうち、45%の人が大学や専門学校に進学、8・9%の人が就職をしていた。高認志願動機は、過去3回とも同様の比率を推移しており、大学進学、高卒資格取得を目指した受験者がもっとも多い。しかし、近年、「就職のため」「専門学校への進学のため」を理由にする受験者も増えており、文科省も「実践で資格を使用する人が増えてきた印象がある」と回答している。一方で、「高認を高卒資格と同等以上の学力を認定するものだと知られるようにすべき」だと回答した人は75・5%。とくに就職をした高認合格者は、他の高認合格者よりも強く認知度が高まることを望んでいた(就職した高認合格者のうち「知られるようにすべき」と回答した者は82・4%)。


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