不登校新聞

250号(2008.9.15)

教育家族解体への道 増田良枝

2014年07月30日 14:47 by 匿名
2014年07月30日 14:47 by 匿名



 本紙10周年記念座談会に端を発し、毎号いろいろな立場からの意見が掲載されてきた。

 元不登校の子どもの親である私自身は、現在、フリースクールで子どもや若者たちと日々を過ごすなか、芹沢俊介さんが言われている「教育家族」の問題に共感し、関心を持ち続けている。本紙では座談会だけでなくその後も「教育家族の解体」について意見交換がされていたが、私たち親は、子どもが学校に行かないという事態から、否応なしに「教育家族」であることを自覚し、「解体」への道へと歩むことに方向転換させられた。子どもがそうさせたのである。

居場所が学校と対峙する理由

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

624号 2024/4/15

『不登校新聞』のおすすめ

623号 2024/4/1

編集後記

623号 2024/4/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…