朝日新聞8月2日朝刊に、PHP総合研究所主任研究員である亀田徹氏の論文が掲載されていた。亀田氏は元文部官僚で不登校への問題も担当していたという。

 論文によれば、亀田氏はフリースクールでは、学校に行かない子どもの「ありのままを認めることに気づいた」と言う。この「ありのまま」を制度上で認めるためには、親に学校へ通わせる「就学義務」を負わせるのではなく、学校に通わなくとも一定の教育水準をつけさせるような「教育義務」を設け、学力のレベルを指導主事が確認するというのが論文の主旨だ。いわゆる「不登校」を学校教育制度の中に取り込もうというものだ。

 この扱いは不登校の親や当事者にとっても複雑なものと考えられる。不登校は制度化されれば何も後ろめたい思いをすることなく学校を休むことができると喜ぶ親御さんもいるだろう。元不登校の私でさえもこの文章は初め画期的なものなのではと熟読をした。



この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。