働くこと、生きていくうえでのコツを聞きたい。そんな思いを企画書に込めて、お話をうかがったのが、安齋肇さんです。企画書を書いたのは、子ども若者編集部のメンバー。小学生から不登校し、その後も働くことに"ままならなさ”を抱いていました。子ども若者編集部の企画はすべて、こういった当事者の本音から始まっています。

 安齋さんは現在、イラストレーター、コラムニストのほか、日本語に聞こえる洋楽を紹介する「ソラミミスト」としても活躍しています。

 でも、ずっと順風満帆だったわけではありません。小児喘息のために思うように遊べなかった。勉強が苦手で授業中に先生に刺されるのがイヤでたまらなかった。10代後半はとくに暗く、高校生のころは自室にこもってラジオを聴く毎日。22歳で美術の専門学校を出た後も「働くイメージが持てなかったからフラフラしていた」と、自身の過去をあけっぴろげに話してくれました。一つひとつのエピソードで笑い、ときに共感できる。そんな雰囲気のなか、インタビューは進みました。

◎"好き”の数だけ可能性ふくらむ?



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