毎年、9月1日を前にすると、1つのことを祈らずにはいられない。今年こそ、死んでしまう子が出ないように、と。

 「2学期こそ登校してほしい」とお子さんに期待している家族の方がいるとしたら、その期待は危ういものである、と伝えたい。「いえ、子どもには言いませんよ」とおっしゃるかもしれないが、言葉にしなくても子どもはわかっている。

 そして「期待に応えなければならない。でも、できそうにない。でも、そうしなければならない」と葛藤する苦しさは並大抵ではない。

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