中学3年生時、不登校だった生徒の5年後を追った追跡調査(不登校生徒に関する追跡調査研究会/座長・森田洋司氏)の結果が文科省から発表された。
 
 それによると、不登校をした者のうち、高校に進学した者が85%、現在、就学または就労している者は82%と不登校経験者の多くが就学・就労していることがわかった。また、現在に至るまで受験や就労に関して「苦労はまったくなかった」と回答した者が46%で最多、かつて不登校であったことが現在の状態にマイナスの影響を与えているかについて聞いたところ「マイナスは感じていない」と答えた者が41・1%で最多だった。



 不登校への捉え方を問うたインタビュー調査では、「肯定」32・6%、「中立」28・1%、「否定」39・4%という回答が得られた(調査官が回答を分類)。インタビュー調査をクロス集計したところ、現状に満足をしている回答者は、不登校を肯定的に捉え、現状に不満がある回答者は不登校を否定的にとらえる傾向にあった。そのことから、不登校の捉え方は「現在の状況への満足度に関連する」と調査官は結論づけた。


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