(写真左・安倍首相/写真右・東京シューレOG彦田来留未) 

本日9月10日、安倍首相がフリースクール「東京シューレ」を視察した。

安倍首相は東京シューレのようすを視察し、不登校の当事者・経験者である会員、OB・OGと懇談。子ども若者からは「学校では自分が自分でいられなくなる感覚があったが、東京シューレに来て自分を取り戻せた」という話が出るなど、不登校の経緯や東京シューレで感じたことが話された。

安倍首相は子ども若者の話を受けて「生き方、学び方はさまざまであり、いろんな道があることを多くの人に知ってもらうことが大切だ」と話した。また、会員、OBOGに向けて「みなさんがお話していることは社会のあり方を変えていくきっかけになることですし、いま悩んでいる人に勇気やチャンスを与えることだと思います」と話した。

フリースクールは、不登校の子どもなど学校外の居場所。全国に400団体~500団体あると言われている。

日本では1980年代に誕生したが、いまだ公的な位置づけはない。しかし現在、フリースクールをめぐる議論が政治・行政の場で活発になりつつある。今年5月、安倍首相の諮問機関「教育再生実行会議」の第五次提言では、フリースクールやインターナショナルスクールの在り方や制度的な位置づけについて議論を進めることが提言されていた。

また今年9月1日から、文科省史上初めて「フリースクール等プロジェクトチーム」が設置され、担当官も配置された。来年度の概算要求には「フリースクール等支援策」も計上(約1億円)されている。フリースクール固有の支援策も文科省史上初めてだった。

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