スクールカースト(教室内の地位・序列)について研究者の鈴木翔氏へインタビューに行ったことがある(本紙382号)。そこで私は「スクールカーストでの地位が、学校卒業後にも影響する可能性があるのではないか」と聞いた。鈴木氏は「調べていないので何とも言えませんが、スクールカーストの地位は、学力や運動能力とほとんど関係ないので、卒業後の進路などには影響することはないだろうと思っています」と答えられた。しかし、自身の経験を省みると、私にはスクールカーストの影響は、その後にも大きかったように思えてならない。
 
 というのも、私は中・高と、ひたすらスクールカースト底辺の生活を送っていた。現在は社会人として働いているが、学校を離れてもスクールカーストの価値観に縛られ、苦しんできた。個人的にはこの状態を「スクールカーストの後遺症」と呼んでもいいのではないかと思っている。

 



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